台北にも2階建てのオープントップバスが走っているのをご存じですか?
オープン当初に乗車したのですが、久しぶりにまた行って来ましたので、その紹介です。
台北の観光地を巡る2ルート
2017年から運行開始しているオープントップバス。
台北の主要な観光地を赤ラインと青ラインで回ることができます。
2020年6月時点です。 画像:台北市雙層観光巴士HPより
出発は台北駅M4近くのバス停から。
終点も台北駅M3に戻って来ます。
途中で下車しなければ、出発から終点まで約1時間で回って戻ってきます。
チケットの種類
4時間チケット 300元(4時間内乗り降り自由)
日中チケット 500元(09:10-18:00乗り降り自由)
24時間チケット 600元(最初の搭乗後24時間以内乗り降り自由)
48時間チケット 1000元(最初の搭乗後48時間以内乗り降り自由)
時刻表
現在は外国人が台湾に入境できないため、オープントップバスもかなり影響を受けているようで、運行本数が少なくなっています。
乗車する際は台北市雙層観光巴士HPから毎回確認した方が良さそうです。
お客様が減ったとは言いつつ、意外にお客様が多いではありませんか。
実は今、イベントをやっているそうです!
https://www.taipeisightseeing.com.tw/News/Details/356
2020年6月15日までだそうなので、興味ある方はお早目に。
この日はベビーカー持参されたお子さん連れのお母さん達が多かったです。
ベビーカーも十分載せれます。
乗車
オープントップバスには運転手さん以外に、車掌さんもいます。
台北駅にはスタッフのような方もいました。
ネットで事前購入もできますし、当日現地での購入もOKです。
現金、クレジットカード、悠遊卡なども大丈夫です。
乗車したら、さっそく2階に上がってみましょう。
バスの3分の1は屋根付き。
残り3分の2は屋根なし。
さて、クーラー有りで行くか、自然の風を楽しむかはあなた次第。
天気も良かったので、私たちはオープンの席に。
横からは水のスプレーが定期的に出ています。
が、この日かなり天気が良く、私は帽子を持ってくるのを忘れたため、かなり暑かったです!!
走行中は風とこのスプレーがあって、気持ちいいのですが、信号で止まると、地獄のように暑い・・・。夏は帽子必須です!
座席には各観光地案内が聞けるオーディオ機器がついています。
言語が選べ日本語もありますよ。
以前は車掌さんが無料のイヤホンを配っていたのですが、この日はありませんでした。もうそのサービスは無いのかな。私は自分のものを使用。
まずは青ラインから
今回は青ライン(9:40)から乗車しました。
香港のオープントップバスは看板があたりはしないかとドキドキですが、台北の場合、街路樹があたりゃしないかと心配になります。
実際に枝がかすることがありましたが、ドライバーさんはぐいぐい行きます。
青ラインのメインスポットは、やはり圓山大飯店。グランドホテルです。
ホテルが見えて来ました!
運行開始時はルートには入っていませんでしたが、その後ルート改定したので、私はオープントップバスで来るのは初めて。
何度も見たことあるホテルなのに、バスがホテルに入るとテンションがあがります!
ホテルスタッフの方も手を振ってくれました。
バスからの写真はなかなかの技が必要のようです。
うまく撮れません・・。
さて、バスはこの後、故宮博物院へ向かいます。
その間、車掌のお姉さんはグッズの紹介などしています。
バスの模型は子供たちに人気。ドアの開閉ができるようになっているそうですよ。
お客様の写真も撮ったり、忙しそう。
こんな姿勢も。
意外な体験も有り
さて、故宮博物院に近づいた時に、ドライバーさんが2階に上がって来ました。
何事かと思っていたら、故宮博物院に入る際は規定があり、屋根が開いている状態では入れないそうです。
閉められた。
暑いっーーー!!!
サウナ状態です。
修行のようです。
帽子の他に、水も持参必須です。
そして、故宮博物院に到着。
ここは下車、乗車する人が多いからか、数分停まっていたかな。
暑さはがまん、がまん。
やっと故宮を抜けたら、ドライバーさんがまた上がってきて、屋根を開けてくれました。
この時ばかりは、乗っていたみんなが、気持ちいいー!と声をあげ、不思議な一体感が生まれました。涼しいってすばらしい。
そして、台北駅に同じルートで戻っていくのですが、帰りもグランドホテルに寄ります。
セカンドチャンスです。
近づいて来た来た。
門をくぐって。
ホテル。
あれ、やっぱり2回目もいまいち。
そんなにホテルが好きなのか、っていうぐらい写真撮ってました。
11時過ぎごろ、台北駅にもどりました。
予定よりちょっと遅れての到着。
赤ライン
青ラインが終了後、次は赤ラインに乗りました。
赤ラインはさくさく行きましょう。
総統府
國家音樂廳
中正紀念堂
赤ラインのメインはやっぱり台北101ですね。
徐々に近づいてきます。
今回はこの赤ラインの途中で下車しました。
このまま乗っていると、101の真下を通ります。
チケットの時間範囲内であれば、また再乗車が出来ます。
さいごに
真夏のオープントップバスは暑いので、熱中症対策をしっかりして乗車してくださいね。
見慣れた景色も少し高いところから見ると、また違った景色に出会えます。
あと、台北駅以外からの停留所から乗る場合は、バスが来たら、手を挙げて乗りますという意思表示をしっかりした方がいいです。
台湾のバスは手を挙げないと、停まってくれないことがあります。
では、気を付けて楽しんでくださいね!