朝の九份 阿妹茶樓でのんびりお茶を楽しむ

台湾で今なお人気のスポット九份(きゅうふん)。
今回は朝の九份に行って来ました!

なぜ朝なのか。

先日のゴールデンウィークといい、 九份は年中混み合っています。というのも、マジックアワーと呼ばれる陽が沈む頃から、提灯に明かりがともった夜の景色をやっぱり見たいですよね。となると、その時間帯はかなりの激混みです…

九份は山の上にある小さな町なので、道路も広場も大きくはありません。そこに今では世界中から沢山の人が押し寄せるため、慢性的な混雑を生んでいます。

夜景を見て、写真が撮れれば十分満足という方ならいいですが、お店でゆっくりしたい、小さなお子さんがいるといった方には、朝~昼間の九份もお勧めです。

九份観光の入口はいくつかあると思いますが、主にはメインの階段通り竪崎路(シューチールー)か、商店街から入っていく基山街(ジーシャンジエ)などがあります。今回は 竪崎路の階段から上がっていくことに。

階段の一番下には交番があります。
この階段、メイン広場までは約150段、
目的地の阿妹茶樓(アーメイチャロウ)のお茶屋さんまでは約190段です。
普段、運動を怠っている私はちょっと息切れ・・
でも、幸いこの日の朝の天候は曇り、温度もまだ上がりきっていないので、丁度良かったです。人も少ないので、階段ですれ違うにも問題ありません。

途中には猫も。人なれしているんでしょう、カメラを向けても我関せず。

さぁ、上がって来ました!こちらは向かい側にある海悦樓観景茶坊から撮った写真。
阿妹茶樓(アーメイチャロウ)は「千と千尋の神隠し」の 湯婆婆の屋敷 のモデルにもなったと諸説ありますが、ここは言及しないでおきましょう。笑

階段上って2階へ。

曇り空だったのが徐々に晴れてきました。
せっかくいい天気なので、テラス席に座らせてもらいました。風もあって気持ちいいです。

冷茶セット 300元

コーヒーやジュースもありますが、やっぱりここは台湾茶のセットを注文しました。温かいお茶と、冷たいお茶が選べます。やっぱり階段を上がって来て少々暑くなってきたので、私は冷たいお茶にしました。

・冷茶 凍頂烏龍茶 (温かいお茶の場合は阿里山茶)
・黑糖麻糬 (黒糖のお餅)
・奶梅 (ミルクパウダーがふってある梅)
・緑豆糕(うぐいす豆をすりつぶしたお菓子)
・芝麻翠片 (ゴマのクラッカー)

時間は10時頃。お客様が少なくて、この階は貸し切り状態でした!
静かに海を眺めながら、ゆっくりお茶が楽しめます。

お店の方は日本語が上手です。また、途中でお茶を注ぎに来てくれます。

ちなみにこちらは3階の席。


今回は商店街に行ってないのですが、9時~10時頃から徐々に開いていくようです。
朝の九份も夜とはまた一味違った雰囲気やメリットがありますね。

阿妹茶樓

住所: 新北市瑞芳區市下巷20號
電話: 02 2496 0833
営業時間:8時30分~0時00分(日~木)
     8時30分~1時00分 (金・土)
     



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