台北 斬新なアイディアで台湾茶を。WANGTEA LAB/有記名茶

大稲埕で100年以上続く老舗のお茶屋さん有記名茶が新しいお店をオープンしたと聞いたので、行ってみました。

WANGTEA LAB有記

場所は、寧夏夜市と 迪化街の間にあり、 お店の前には公園があって、のんびりするには良さそうな場所です。有記名茶の隣に出来ました。

台湾茶は台湾の特産として有名ですが、実際に台湾人の友達に普段からよく飲むかと聞いたら、飲まないとの答え。若い世代にはやっぱりコーヒーやドリンク店の方が人気です。

どちらかと言えば、観光客が支えているイメージ。

そんな中、5代目のオーナーが若者にも飲んでもらえるような、新しいコンセプトのお店を開いたそうです。

スタイリッシュな店内

店内に入ると、真ん中にバーのようなカウンターが。
これがお茶屋さん?と思うような、今までのお茶屋さんの伝統的なイメージとは全く違います。

Cafeで見かけるようなドリッパーやポットが置いてあります。
見せることを意識して配置されているようですね。

店の奥側から。カウンターの前に数席、座れる場所があります。

そして、2階に続く階段があります。メニューを受け取って、先に自分の席を探します。

1階の奥には半個室のような空間。

2階に上がって来ました。ここも素敵!

1階とはまたちょっと違った雰囲気で、レンガや上からつるしたライトが温かみを感じます。

窓からは店前の公園の緑が見えて、気持ちがいい。

WANGTEA LAB Menu

茶葉の発酵、焙煎、強度が数字によって表されています。

こちらは、カップ1杯分のお値段。

台湾の小さな茶杯で飲むセットもあります。200元

ウーロン茶とミルクを合わせたものも、種類豊富です。

お茶との新しい組み合わせ

そしてこちらが、このお店の試み。

2種類の茶葉をブレンドした新しい味。
台湾のドリンク店には、ミルクやヤクルトをミックスしているのはありますが、種類の違う茶葉を合わせるのは、そういえば聞いたことないですね。

もうひとつが、ビールとお茶の組み合わせ。
台湾のクラフトビールで有名な金色三麥(SUNMAI)と、文山包種茶を合わせたビールです。

文山包種茶、東方美人

現在治療中でお酒は禁止のため、結局普通のお茶を頼みました。笑
盛り上げておいて、すみません!

私は ホットの包種茶、お友達はアイスの東方美人を。

暑くなると発酵が少なく、すっきりとした包種茶が飲みたくなります。

ケーキは別注文。
こちらはちょっとパサパサ感が否めないかなぁ。

でも、おしゃれな空間でゆっくり台湾茶を楽しむには、オススメの場所です。

帰り際に、別のお客さんが頼んでいたスパークリングティー。
見た目も美味しそうですね!
炭酸ではなく、窒素ガスを使うこだわりがあるそうです。

次回はぜひ試したい!!

お隣は有記名茶

本店と言うべきなのか、お隣はWANGTEA LABの基となる有記名茶。
こちらは、伝統的な面持ちのお茶屋さんです。

せっかくだからこっちも覗いてみました。

お店の奥には今でも使用されているお茶の工場があります。
スタッフの方が親切に見せてくれました!

長年使用されている焙煎室

今は機械と手作業とどちらも行われているようですが、手作業で行う場合は、ここの焙煎室を使用しているそうです。
年季が伝わります。

炭火でじっくりと時間をかけて行うそうです。

興味のある方は、(お店の方が良ければ)ここの部屋も見せてもらえるかもしれませんね!

お土産にすると良さそうな可愛いパッケージのお茶もありましたよ!

WANGTEA LAB/有記名茶
住所:台北市大同區重慶北路二段64巷26號
電話:02 2555 9164
営業:9時00分~19時00分
定休:日曜日

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする