ある晴れた日、美味しいケーキ屋さんがあると聞き、行って来ました。
1789 Café Pâtisserie 法式甜點
2店舗あるのですが、私たちが訪れたのは忠孝店。
台北によくある古い住宅アパートの1階です。ここの一角には可愛いカフェやレストランがあり、緑も多くて、歩く度にちょっと外国にいるような気分になります。と言っても、台湾自体、私にとって外国なんですが。。
1789 Café Pâtisserie店内
白と紫を基調とした、上品な店内です。素敵。
席数は多くないけど、優雅な気分が味わえそう。
椅子のクッションは柔らかく、座り心地が良かったです。
天気のいい日は外の席も気持ちよさそうですね。
由来
ところで、店名にある1789はどういう意味か、スタッフの方に聞いてみました。
1789はフランス革命が起こった年。 フランスの政治体制を変えただけでなく、食文化にも変化を与えたそうです。それまでフランス王室に仕えていたシェフたちが独自にレストランを開き始め、一般の人たちにも王室の料理が食べられるようになり、時代とともに現在のフランス料理になっていったようです。
そしてスタッフの方曰く、フランス人のパティシエはお店のオープン当時、中国語より数字の方が分かりやすいと思って付けたらしいと教えてくれました。
さて、ショーインドウには可愛いケーキが並んでいます。
看板メニューはエクレア。 どれも美味しそうで迷います。
ちなみにエクレアは中国語で閃電泡芙 (shǎn diàn pào fú シャンディェン パオフー) 。フランス語で稲妻という意味だから、それを中国語に訳したようですね。
諸説あるようですが、形が稲妻のようだとか、街を歩きながら片手で食べれ、美味しいから超高速で食べれるといった説もあるとか。どちらにしろ、可愛いエクレがを閃電泡芙と呼ぶ響きが好きです。
クロワッサンもありましたよ。通常より大きい。
フランスパティシエが作るトリュフチョコレートなんて、美味しいに決まっている!!
焼き菓子やクッキー、詰め合わせもありました。
こんなギフトを贈ったら喜ばれそうですね。
Drink Menu
注文し過ぎた可愛いスィーツたち
Dracula Choux Choux | 210元
ドラキュラって名前でした。ネーミングも好き。
シュークリームの上にカシスのムースが載って、その上に小さなイチジク。
酸味と甘みが両方味わえます。
包子蛋糕 (小) Bao Ze Cake |210元
可愛い!一目ぼれです。
ケーキで台湾の代表的グルメ肉まんを作るなんて。
ふっくらやわらかな皮が再現されていますね。
食べるのがもったいないくらい、つやつや可愛いケーキです。
で、肉まんかと思ったら、胡麻まんでした!
下はタルト生地とホワイトチョコレートで、ケーキになっても美味しい。
日本黃柚 Japanese Yuzu Pon Kan | 150元
柚子クリームが上と中に入った、さっぱりしたエクレアです。
名前にポンカンとあるので、クリームに混ざっていたのかも、食べている時は気にしていませんでしたが、こちらも美味しかったです。
Jasmin Tea | 130元
二人で4つも頼んでしまい、テーブルいっぱい、お腹いっぱいになりましたが、ケーキがこんなに並んでいると幸せになります。
フランスのケーキやスィーツが食べたくなったらぜひこちらへ!
1789 Café Pâtisserie 法式甜點
住所:台北市大安區忠孝東路三段217巷4弄10號(忠孝店)
電話:02 2772 5889
営業:11時00分~20時00分
定休:月曜
住所:台北市中正區仁愛路二段97-1號(仁愛店)
電話:02 3322 2089
営業:11時00分~20時00分
定休:月曜