冬至に食べる食べ物として台湾では湯圓があります。
湯圓とは白玉団子の中に、お肉だったり、ピーナツ、胡麻などが入った食べ物。
冬至に食べる由来は湯圓(タンユェン)が家族団欒の意味の團圓(トゥアンユェン)の発音に似ており、家族が幸せに過ごせるように、みんなで囲んで湯圓を食べる習慣になったそうです。
といっても、スーパーで売られていたり、専門店もあるので、年中食べられてはいます。
今回は台湾人の友達が激推ししてくれたお店をご紹介!
行列ができる湯圓のお店
私たちが訪れたのは1月末の平日、冬至ではありません。それなのに、お店の前には十数人の行列ができていました!こんなに人気なの!?
この時期は廸化街で旧正月の準備する年貨大街が始まっていたので、もしかするとそこから人が流れてきているのかもしれませんが(私たちもその流れ)、友達が言うにはいつもお客さんが多いそうです。
施家鮮肉湯圓(shī jiā xiān ròu tāng yán シージャ シィェンロウタンユェン)
MRT大橋頭からは徒歩約5分。延三夜市の通りにあります。
並ぶこと約15分。やっとお店に入れました。
余談ですが、ここに来るまでに「可不可」という紅茶のドリンクスタンドがあるのですが、ここでドリンク買って持ち込みしてる人が数組いました。持ち込みOKなようです。
私たちも見習って行列に並んでる間に、一人が買いに行って来ました。
看板メニューはやっぱり鮮肉湯圓
お店の名前にも入っている鮮肉湯圓、これは必ず頼みましょう!
あとはその時のお腹の空き具合に合わせて、私たちは廸化街から歩いて来たのでお腹もぺこぺこ。
他にもご飯と茹で野菜を注文しました。
店内には写真入りのメニューが貼ってあるので、これを参考にしながら注文もできます。麺も美味しそう。
大きさにもびっくり鮮肉湯圓
鮮肉湯圓 60元(約280円)
まずはやって来た湯圓の大きさにびっくりです!写真では分かりづらいかもしれませんが、普通の湯圓よりかなり大きいです。
とろとろにとろけそうな白玉の中には肉汁たっぷりのお肉が。
ジューシーで美味しい!
この柔らかい白玉の生地と味がしっかり付いたお肉は、並んでも食べる価値あり!と思いました。お餅好きな方にもおすすめしたい。
ビブグルマンにも数回選ばれているようで、それも納得!
香菇肉飯 30元(約135円)
キノコ入り魯肉飯です。でもキノコ、椎茸かな?自体はあまりよく分かりませんでしたが、油っぽくなくて美味しかったです。
友達がちょっと辛めのタレをかけていて、味が締っておすすめ。
燙青菜 40元(約180円)
燙青菜は茹で野菜の意味。毎日野菜が変わるようで、お店の壁に「今日の野菜」と何種類か書いてありました。私たちは菠菜(ほうれん草)を選びました。
湯圓が大きいから2人で結構お腹いっぱいになりました。
家でも楽しめます
「家が近くだったら毎日来るのに 笑」と私が話していたら、友達が湯圓はテイクアウトができるよと教えてくれました。
茹でた湯圓もテイクアウトできるようですが、台湾に住んでいる人は冷凍してある湯圓を購入するのもおすすめ!
15個入りで、しかも春菊、セロリ、油葱酥も付いてきます。1セットで180元。
台湾人は結構これを目的で買いに来る人も多いらしく、家で作って食べるそうです。レシピのカードももらえるので、それを見ながら作るのが楽しみです!
店舗情報
施家鮮肉湯圓
住所:台北市大同區延平北路三段58號
電話:02 2585 7655
営業:11:30–15:00、17:00–22:30 (旧正月など祝日はご確認ください)